ラピスコーポレーション 竹村です。
先日の3月11日で東日本大震災から3年が経ちました。
早いものでまだまだ被災地では思ったより復興が進んでいない中、
我々の住まいでは、3月11日が近づけば思い出しますが、記憶はどんどん風化して
いくのが現状。
そういったことにならぬよう、様々な取り組みがなされておりますが、この取り組みも
自分自身が参加していかなくては、記憶も風化していきます。
今日は東日本大震災以降、建物で注目されているのが、地震に強い家作り。
耐震構造・制振構造・免震構造です。
◇耐震構造
建物自体が地震の揺れに耐えるといったのがこの構造。
揺れを軽減できるわけではないので、建物の中にいる場合は揺れを感じます。
◇制振構造
建物の壁や柱などに制振装置を組込み、揺れをこの装置で吸収するといった構造。
建物自体の揺れによる変形も軽減できる。
◇免震構造
基礎自体にゴムなどでできた免震装置を組込み、地震のゆれを基礎部分で吸収するといった構造。
三つの構造のなかではコストも一番割高だが、効果も高い。
現在建築コストが急激にアップしているさなか、なかなかこういった地震対策にまで予算をまわすことが
難しくなってきているものの、計画の段階では検討は必要なのではないでしょうか。