札幌不動産建築士の竹村コラム


2017/03/03 10:10

建てられるものは様々。用途地域は大切です!

建物を建築する際、
建築基準法や都市計画法などの制限の中で建築されます。

その際建築基準法の用途地域というものが制定されており、
どんな建物が建築可能かを各用途地域で制限をかけております。

◇第一種低層住居専用地域 
  2階建て程度の住宅やアパートなどの住宅地。
       小学校や診療所なども可。

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◇第二種低層住居専用地域
  第一種低層住居専用地域に加え、
       コンビニなどの小規模店舗も可。

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◇第一種中高層住居専用地域
  3階建て以上のアパートやマンション、
       病院や大学なども可。

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◇第二種中高層住居専用地域
  第一種中高層に加え、広めの店舗・事務所も可。

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◇第一種住居地域
  中規模のスーパー、事務所や小規模のホテル。

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◇第二種住居地域
  10,000㎡までの店舗やパチンコ店、
        カラオケボックスなど。

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◇準住居地域
  小規模の映画館、倉庫も可。

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◇近隣商業地域
  ほとんどの商業施設・事務所の他、
        住宅やホテル、パチンコ店なども可。

ホテル.jpg

◇商業地域
  近隣商業地域に加え、高層ビルなども建築可。

高層ビル.jpg

◇準工業地域
  軽工業の工場等、
       環境悪化の恐れのない工場の利便施設。

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◇工業地域
  住宅も建てられるが、どんな工場も可。
       映画館や学校、病院も可。

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◇工業専用地域
  工場の専用エリア。
        飲食店や学校、病院、ホテルや老人ホームなどは不可。

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