2万2千人以上が犠牲になった東日本大震災から今日で早や7年になる。
今だ行方不明者
2,539人
もいらっしゃるという。
住まいや道路、交通網などまちの形は整備されつつあるが、
人々の暮らしやコミュニティーの立て直しは道半ばのよう。
復興庁によると、
◆被災者のための宅地を造る「高台移転」は90%
◆災害公営住宅は93%
が完成。
◆国道や鉄道も100%近くが復旧及び再開
◆防潮堤は計画の92%で着工し、うち約半分が完成。
しかし今も
約7万3千人
が避難生活を送っているという。
あれだけの被災状況の中で7年でのこの復旧が遅いか早いかは
様々な意見はあるが、まだまだ遅れているのはこの場所での
生活を取り戻せない
【心】
の問題であろう。
7年が経ち、インフラを中心にまちの姿が再興する一方、
人口の流出に歯止めがかからないという。
岩手、宮城、福島の3県は震災前と比べて約25万人減少のよう。
基には戻ることは難しいが、7年前に少しでも近づいてくれることを
期待したい。