札幌不動産建築士の竹村コラム


2014/03/21 17:05

札幌マンション市況(平成26年2月編)

ラピスコーポレーション 竹村です。

札幌新築マンション市況 2月編です。

①2014年2月の供給戸数は85戸(2013年2月度は130戸)  35%減
②2014年2月の進捗戸数は107戸(2013年2月度は221戸) 52%減
③2014年2月の供給済在庫は373戸(2013年2月度は146戸) 227戸増
                        資料:リクルート住まいカンパニーより

建築費の高騰(資材の高騰、人件費のアップ等)により発売が年明けの物件から
少しづつ新価格といわれる単価の高い物件が発売されてきている。
中央区の円山エリアなど中心ですと坪200万円超え
中央区の東バスセンター周辺)エリアですと150~160万円程度
そうなると4LDKを作ると4,000万円~6,000万円程度となかなか手がでない価格と
なってくることから絞り目の3LDKなどを主体する物件がほとんどである。

建築費が落ち着くのを待ってから事業化へ・・・というデベロッパーも出てきているのが
現実である。

消費税アップ後に、多くの優遇措置で買い控えをなくす政策もあるが、価格がここまで
上昇してしまうと、なかなか手が出せないというのが大方の予測である。